台東区寿2丁目高層マンション建設問題を考える会 台東区寿2丁目3-5は、国際通りと浅草通りの後背地で、戸建と店舗も兼ねている低層住宅が密集し、寺もある静かな住宅街で保育園が隣接しています。
この街区の南西の交差点角地1,022㎡の土地に14階、高さ42.94㍍、78戸、複合駐車場19台の分譲マンションを、(株)グローブマネージメントが強行に建設しようとしています。
この分譲マンション建設計画は定期借地権付きのため、62年後には解体し、更地にして地主に返すという計画です。また、南側の公道に面した駐車場を確保するために、北側の狭い私道ぎりぎりにセットバックさせ、住宅に迫っているため、日陰とともに、圧迫感とプライバシー侵害の問題がより深刻です。
隣接している交差点には信号がなく、2件の死亡事故があり頻繁に交通事故も起きており、この高層マンション計画には、日照問題の他にもさまざまな重大問題があります。
設計変更が不可欠のため、住民説明会に分譲業者も出席するよう求めていますが出席していません。
そして、建築主と設計者らは、住民要望を一切聞き入れないまま、住民説明会を10月28日で打ち切ってしまいました。行政の指導にも従わず11月8日に建築確認申請を民間業者に提出してしまいました。
その翌日、11月9日に(株)グローブ建築設計の鹿野恒男代表取締役と吉原仁司開発事業部次長と川口土木建築工業(株)の糸賀利男営業部長、山本大介工事部所長の4人が、家屋調査の同意をとるために戸別訪問を開始したため、住民が「他の住民のみなさんの同意をとれたのですか」と質問すると、「同意がとれている」と答えました。
また、住民が「定期借地権付き分譲マンションについて専門家の見解では、定期の終了時期が近付くにつれて、マンションの廃墟化が進むというのが定説だが、どう考えているのか?」と質問すると「そのころ(62年後)には、私たちも旦那さんもこの世にいないのでわからない」と言われ不信感を持ちました。
2週間後に再び訪問を受けた住民が、前回来たグローブ建築設計の鹿野代表取締役と吉原開発事業部次長に「他の住民のみなさんの同意がとれていると嘘をついたのはなぜか」と聞くと、「そんなことは言っていない」と言われ、さらに不信感を募らせています。
住民の切実な要望をすべて拒否したうえに、何度も電話をかけ、嘘までついて「12月2日に着工する」と戸別訪問を強行し、住民を脅し、着工を強行しようとしています。
そこで、私たち近隣住民はこの重大な人権侵害の建築計画を改善させ、良好な住環境をつくるために「寿2丁目高層マンション問題を考える会」を結成しました。
そして台東区の12月議会に、青柳雅之議長に住民の良好な住環境をつくるために、区が主体となって
1.住民説明会開催すること、
2.7階以下にして北側住民の日照と近隣のプライバシー確保等保障すること、
3.工事中と工事後の交通安全対策等を抜本的に強化すること
を求める陳情書(下記:全文)を提出しました。
さらに、台東区議会議長あての陳情署名運動を開始しました。
この署名は、赤ちゃんやこどもたちも、台東区民でなくても、どなたでも、名前と住所を書いていただける署名です。
同じ文面で、団体署名にも取り組んでいます。町会やサークル、市民団体名と所在地もしくは代表者のご自宅の住所を明記してください。
何かと忙しく気ぜわしい師走に、署名のお願いをするのは心苦しいのですが、業者は年内着工の姿勢を強めています。
皆様のお力添えをいただきますよう、心からお願いいたします。
日程:
■第1次集約12月5日(木) 提出6日(金)
■署名第2次集約16日(日) 提出17日(月)
7日(土)午後、住民集会予定
9日(月) 集合午前9:45 産業建設委員会審議:区役所7階議会事務局前の廊下
17日(火)午後2時 本会議 陳情の採決
資料:
1998年に改悪された
建築基準法(目的)
第一条
この法律は、建築物の敷地、構造、設備及び用途に関する最低の基準を定めて、国民の生命、健康及び財産の保護を図り、もつて公共の福祉の増進に資することを目的とする。
(建築物の建築等に関する申請及び確認)
第6条
4 建築主事は、
第一項の申請書を受理した場合においては、同項第一号から第三号までに係るものにあつてはその受理した日から三十五日以内に、同項第四号に係るものにあつてはその受理した日から七日以内に、申請に係る建築物の計画が建築基準関係規定に適合するかどうかを審査し、
審査の結果に基づいて建築基準関係規定に適合することを確認したときは、当該申請者に確認済証を交付しなければならない。
署名用紙
台東区議会議長 和泉浩司 殿
寿2丁目高層マンション建設問題を考える会
寿2丁目高層マンション建設問題についての陳情書
陳情の趣旨
私たちは、台東区に生まれ、教育を受け、商売や仕事をし、家庭を営む中で、地域の問題に対しても常識ある社会人として対処しようとしています。
そしてこれからも、ここでの生活がより安全でより良いものとなるよう努力しています。
私たちは、「(仮称)台東区寿2丁目計画」建設予定地の近隣住民と保育園の保護者らで「寿2丁目高層マンション建設問題を考える会」を立ち上げ、貴区議会に以下陳情します。
現在、建設主「株式会社グローブマネージメント」によるマンション建設計画「(仮称)台東区寿2丁目計画」は、14階建て、高さ42.94m、敷地面積1022㎡、78戸、駐車場19台、延べ床面積6042㎡の高層マンションです。
この計画は、台東区寿2丁目の幹線道路後背地の住宅街の中に、日照とプライバシーを侵害する重大な人権侵害の高層マンション建設計画で、交通安全上も重大な問題があります。
それにもかかわらず住民の要望に対して、何一つ改善せず、第3回住民説明会でも、住民が全体説明会を引きつづき開催するよう求め、繰り返し台東区を通じて開催要望を伝えているにもかかわらず、話し合いを拒否し、すでに戸別訪問を開始し、年内に強引に着工しようとしています。
9月から3回住民説明会が行われましたが、1回目から毎回出ている住民の切実な日影やプライバシーの問題も交通安全上の問題も何一つ改善していません。
このマンション計画地の北側には保育園があります。隣接する住民が平穏に生活する環境を脅かし続けられます。保育園のこどもたちは、工事中は2年間、ずっとお昼寝ができないという深刻な事態となります。
本高層マンション計画地は、一方通行の道路の交差点の角地に位置しており、この交差点では2件もの死亡事故があり、日常的に頻繁に交通事故が起きており交通安全上の大きな問題をかかえています。
こうした重大な問題にも、建築主のグローブマネージメントは一切答えず、強引に建設を着工しようとしています。すでに、11月11日ごろから近隣住民に電話をし、戸別訪問を開始し、年内着工を強行しようとしています。
つきましては、下記の要望事項を、区が主体となって解決していただきたく、陳情いたします。
(要望事項は裏面)
要望事項
1、住民説明会の開催について
住民の意見を、建築計画変更に反映するよう、権限のある建設及び販売責任者が参加した住民説明会を開催するよう求めます。
2、日照の確保について
計画予定地の北側は、0歳児からの保育園と戸建ての住宅とアパートなどで、住民が住んでおり、高齢者が多く、乳幼児のいる子育て世代も住んでいます。
この間の解体工事によって、すでに住民は健康を害しています。
現在の計画では、高さ42メートルの巨大なコンクリートの壁が敷地北辺ぎりぎりに建設されようとしています。日照が完全に遮られるならば、マンションによる日陰と圧迫感とビル風等によって、北側住民と保育園の乳幼児はもちろん、住宅が密集している周辺住民の心身の健康上に重大かつ深刻な問題がおこります。
マンションの階数は7階以下とし、形態も階段状として北側の家屋と保育園などに、朝日もしくは午後の日差しを確保し、日照を十分に確保できるよう配慮し、近隣の住民のプライバシーにも十分に配慮することを求めます。
3、交通安全対策の抜本的強化について
マンションの南側と西側は道路に面しており、この交差点には信号機が無いため、国際通りやことぶきこども園方面に向かう車がスピードを出すため、これまでに2件の死亡事故があり、交通事故が頻発しています。
工事中においても、完成後においても、交通安全対策を抜本的に強化することを求めます。
以上
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